昭和57年 近畿大学医学部卒業
昭和59年 名古屋第二赤十字病院研修修了(全科ローテート)
昭和63年 名古屋大学医学部大学院博士課程老年科学専攻修了(医学博士)その後、名古屋大学老年科医員
平成7年 名古屋大学老年科講師
平成8年 愛知厚生連海南病院老年科部長
平成15年 医療法人共和会共和病院老年科部長
平成21年 名古屋フォレストクリニック院長
これまでにのべ3万人以上の患者を診てきた認知症治療の第一人者。
神経難病を神経内科学では、パーキンソン病関連疾患というとらえ方をするために、パーキンソン病治療薬だけで治そうとするが難しい。
コウノメソッドではフロンタルアタキシアという概念を導入し、抗酸化物質を大量に補充することで、進行性核上性麻痺、皮質基底核変性症、脊髄小脳変性症をコウノカクテルという点滴で15分後には歩行改善させるという方法を考案。
また、2019年には大人の発達障害の注意欠陥・多動性障害(ADHD)を認知症と誤診しないように、また認知症と合併した場合は、ピック病と誤診しやすいことを見出し、半年間で60人のADHDの診断や治療の軌道に乗せることができた。
コウノメソッドは神経内科が治しきれない疾患、精神科でまだ確立されていないADHDの診療体制にも進出し、中枢神経疾患の広い領域を守備範囲にできるようになっている。
桜の花出版の「国民のための名医ランキング」では、2年連続で老年部門1位の評価を得る。
2016年にはバンクーバーの学会に招待された際には、ビクトリア州の病院経営者から6年後に建築する病院ではコウノメソッドを採用すると即決していただいた。
他のコウノメソッド実践医はアメリカ、マレーシア、中国などで講演し、フィールドは世界へと拡がっている。